外部USBディスクに古いMac OS X(10.8)をインストールする

  • Mac

意味のわかりにくいタイトルで申し訳ないです。
先日、兄と仰ぐ映像・視覚アーティストからのヘルプメッセージがやってきました。
なんでも、使い慣れたFinal Cut Proのバージョンの関係で、今まだMac OS X 10.8.5が稼働しているiMac 2012のハードドライブが故障した模様。Facebookにあげたディスクユーティリティのスクリーンショットは、そのハードドライブが寿命を迎えていることを知らせる内容。
damedisk.jpg
ディスク交換しか方法はないですね。幸いTime Machineによるバックアップは取ってあるようなので、ディスクの交換で環境復帰はできそうです。

ところがiMacは分解の面倒な機種なので自分での交換作業は無理。しかも6年も経過しているのでアップルによる修理サービスは終了している。

ということで、どうにか使えるようにできないかというご依頼でした。

前出のとおり、内臓のハードドライブの交換は手間も時間もかかるので、今回は外付けのハードドライブでの起動を提案しました。彼もその案を了承してくれたので、その内容で復旧作業を実施することになりました。


OSのインストーラを入手する


OS X 10.7以降は無料でアップデート出来るようになったMac OS X。過去にダウンロードしたことあるアカウントなら、App Storeアプリの購入済みのタブの中に履歴があるはずです。これをダウンロードします。

ぼくが現在メインで使ってるのはMac Book Pro 2014。確か、MarvericksだったかがデフォルトのOSだった記憶が。つまりこれより前のOSはサポートされていないので、ダウンロードできないことが判明しました。幸い従業員に使わせているMac Miniは2011年のモデル。従業員が出勤する前にダウンロードすることにしました。

ブート用のUSBメディアを作る

さて、次はダウンロードしたOS XインストーラをUSBサムスティックから起動できるように準備します。この時、そのままUSBメディアにコピーしても起動させることはできません。幾つかの手順が必要になります。今回はターミナルのコマンドを使用しなくてもよいフリーソフトのお世話になりました。そのソフトはDisk Maker Xこちらのダウンロードページから適合するバージョンを入手します。Mountain Lionに対応するのは3.0.4。

このアプリはレジストリを触らないようで、どこでも好きな場所から起動できます(アプリケーションホルダに入れたりインストーラを起動させる必要はない)。できたアイコンをダブルクリックして起動させます。今回はデスクトップに置いてみました。
diskmakerx01.png

起動するとこのような小ウィンドウが出ます。今回は10.8を使うので、「Mountain Lion (10.8)」を押下します。
スクリーンショット 2018-02-11 14.03.27.png

ダウンロードしたOS Xインストーラは通常アプリケーションホルダに保存されています。この場合は自動的にインストーラの場所を認識しますが、今回のように別のMacで入手したインストーラを作業用Macに転送した場合は、そのファイルの場所を指定する必要があります。
diskmakerx03.png

「インストールファイルを選択...」を押下します。ファイルブラウザ画面でOS Xインストーラを保存したディレクトリを表示し、インストーラを指定します。
diskmakerx04.png

この後はインストールメディアの完成までしばらく待つだけ。ぼくのMacBook Proの場合で約10分程度かかりました。書き込みしている間は、特にプログレスバーなどは出ませんが、USBメディアのアクセスランプが点滅していることで作業が進んでいることを確認できます。気長に待ちましょう。

書き込みが完了するとその旨の小ウィンドウが現れます。アイコンを右クリックしてアンマウント、取り外せばOK。

ここまでが自分のMacでの作業となります。

死亡寸前のMacに必要なものをつなげる

ここから先は依頼主のレスキューされるMacででの作業になります。 新しく起動ディスクにするハードディスクには以下の要件を指定して購入しておくよう依頼しておきました。
  • 外部電源(バスパワーではない)
  • USB3もしくはThunderBolt
  • 現在のハードドライブよりも大容量
現場に行ってみると、IOデータの3TBの外付けディスクが用意されていました。1万円しなかったそうです。安くなったもんだ・・・

このハードドライブ、先ほど製作したUSBメモリ、Time Machineバックアップの入ったハードディスクの3つを接続します。おまじないを兼ねてまずハードドライブの電源を入れ、起動を確認してからMacの電源を入れます。ジャーンの音と同時にoptionキーを押しっぱなしにして起動ディスクを選択する画面を呼び出します。

ここで、先ほど作成したUSBディスクを選択、起動します。

ハードドライブをフォーマットする

市販のハードドライブの多くは、Windows対応をフォーマットが施された状態で出荷されています。このままではMacの起動ディスクとしては使えません。ディスクユーティリティを起動し、フォーマットの形式を
  • OS X 拡張
  • GUIDパーティションマップ
と指定してフォーマットします。

インストーラを走らせる

フォーマットが完了したら、ディスクユーティリティを終了し、インストーラを起動します。ここからは特に難しいことはなく、使用許諾を承認し、画面の指示通りに待つだけ。

20分程度かかっただったでしょうか、インストールが完了したら、あとは画面の指示通りにセットアップをするだけ。アップルIDやWi-Fiのパスワードはこのときまでに思い出しておきましょう。

このプロセスのおしまいに復元の項目があります。このときにTime Machineバックアップデータの入ったディスクを指定し承認すると復元が開始され、最後にとったバックアップの時点にMacが復元されます。ここから、データを読みだしてコピーが完了するまでにずいぶん時間がかかります。当初3時間程度と表示された予想時間は、終わってみると5時間を超える時間を要しました。ここは気長に待つしかありません。

これで調子が悪くなる直前の作業環境が取り戻せました。納品の締め切りに間に合うことをお祈りしております=>兄さん

古いOSの復元でお困りの方、ぜひおためしください。

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北陸地方の田舎街でひっそりとくらしているアキのブログ。
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