中国の上海で月額100円のSIMカードを契約したお話


こんにちは、おうちのカップとお仕事場のカップの容量が違うことに気がつかないでコーヒーを淹れたあきさんです。おうちで使っている白くて縁だけが青のホーローのカップの方がたくさん入るようで、いつもと同じ量のコーヒーを作ってみたらお仕事場で使っている陶器で出来たルパン3世のマグカップから溢れ出しそうになってしまいました。次回コーヒーをカップに注ぐ時は、気をつけようと思います。

中国で使えるSIMを入手したい

あきさんが初めて中国へ行くことになったのは前回お話ししました。
あきさんは行き当たりばったりな人ですが、失敗するのが好きなわけではありません。
そんなわけで現地のことをネットで調べたりしています。
今日は通信環境とスマホ決済についてのお話です。

これまでにあきさんが一番たくさんお伺いしている国が台湾です。
「台湾は国じゃねー」と中華人民共和国は主張されているようですが、ほとんどの国の人は台湾を一つの国家と認めているようですし、特にあきさんのお仕事関係では台湾と中国は全く別の国といった扱いです。

国際情勢にさほど詳しくないあきさんがこんなことを言っても始まりませんので、この件についてはあまり触れないでおこうと思います。

台湾で初めて買ったSIM

話が逸れました。
初めて台湾へ行った時に、道に迷ったりしないように現地でデータ通信できるSIMカードを買いました。
その頃ソフトバンクのiPadを使っていたあきさんは、どこかのブログ記事で「ソフトバンクのiPadは国内ではSIMロックがかかっているけど、海外ではSIMフリー端末として使用出来る」というのを読みまして、実際に使えるか試してみました。
あきさんたちがお泊まりしていたホテルビルの一階にTaiwan Mobileの直営店があったので、そこでSIMの契約をしました。
店頭のおねえさんはあきさんの拙い英語でも辛抱強く対応してくれて、無事SIMを入手することができました。
その日から数日の滞在期間中、お友達との連絡や移動の道案内に大活躍してくれたiPadくん。
もう古くなってOSのアップデートもできなくなりましたが、それでも今も大切に使用しています。
あきさんはその時にタブレットやスマートフォンは海外旅行では非常に便利なことを実感しました。
それ以来、その時契約したTaiwan Mobile回線は失効させることなく今もずーっと保持しています。

ドイツやアメリカでも

そのあとドイツに行った時は現地でT-mobileのプリペイドSIMを買ったり、アメリカに行った時はReadySIMというアメリカの使い捨てSIMを代行業者さんから送ってもらったり、いろいろなところでデータ通信してきました。
ドイツでO2のSIMを買った時は、宿に帰ってからボラれたことに気がつき憤慨したのですが、苦情を言う英語力もなかったので事実上の泣き寝入りになったこともありました。
あきさんは一応英語は話しますがあまり上手とはいえません。
時々わからなくなっちゃうこともありますw
そんなわけで、あきさんにとっては現地の国のモバイル環境というのは非常に大切なのです。
あちこちでいろいろドジを踏んだりした結果、現在あきさんは台湾ではTaiwan Mobileの、欧米ではVodafone Irelandの、どちらもプリペイドSIMを愛用しています。

中国のスマホ決済には現地の電話番号が必要

あきさんが外国で使用しているVodafone Ireland(以下Vodafone IE)は中国でも使用できます。
中国ですと1日あたり4.99ユーロ(約650円)で200MBまで利用できます。
うわさのグレートウォール(金盾)も乗り越えられますし、LINEやfacebookなども普通に使えます。
料金が少々お高いような気もしますが、ほんの3日ほどの話ですし、十分といえば充分です。
しかし残念ながらこのSIMでは微信銭包(ウィーチャット・ペイ/ウォレット)の利用ができないようです。
もう少しわかりやすくお伝えしますと・・・

中国ではキャッシュレス化が進んでいるそうです。
IoTでは完璧に負け組の日本では想像できないことですが、財布を持たないで外出する人がかなりの割合いるそうです。
街の小さな屋台にまでもスマホ決済が浸透、現金がほぼほぼ不要になってきているというのです。
確かに日本でもPASMO決済とか便利だと思います。
でもPASMO決済が街中で使えるとは言い難いです。
それとは真逆が中国で、おじいちゃんおばあちゃん二人でやっているような小さな商店や食堂にまでスマホ決済が浸透・普及しているとのことです。
現在のところ微信銭包(以下WeChatPay)と支付宝(アリペイ)の2社で市場の覇権を争っているそうですが、ネット決済と高額決済がアリペイ、日常の小額決済にはWeChatPayというようにだんだん住み分けが進んできているようです。
あきさんの場合はたかだか2〜3日の滞在であることと、ご飯を食べたりビールを飲んだりといった使徒がほぼ全てになると思うのでWeChatPayが使えれば便利だろうなと思っています。
この中国国内の超便利なWeChatPayを使用にするには中国国内の電話番号と中国の銀行口座が必要なのです。

スマホ決済をやってみたい、ただそれだけ

そこであきさんは、今回の上海旅行では新しく現地のSIMを購入してみようと思います。

SIM購入にお出かけ

さて、真夜中にホテルに到着したあきさんとあきさんのお友達は、すっかり朝寝坊してしまいました。
慌ててシャワーを浴びて身支度を整えました。

今日はお仕事の展示会へお出かけしなくてはいけません。
その前にSIMカードを買いに行くことにします。

今回目指すSIMカードは毎月の維持費が6元の中国聯通のSIMカードです。
中国では「中国移動(Chine Mobile)」と「中国聯通(Chine Unicom)」が2強体制を築いているそうです。
NTTdocomoとSoftbankみたいな関係でしょうか。
中国移動で国際ローミングの手続きをするには1000元という高額なデポジットが必要らしいのですが、中国聯通でしたら300元で済むという情報を発見したからです。

2017年の真夏の暑い時期に上海を始めとして鎮江~揚州~蘇州とめぐってきた。その中で特に記録しておきたいことをピックアップしていくつかの記事にしてみたいと思う。まずは上海で携帯電話の通話・データ通信サービスを契約してきた話から。(最後に携帯

今回のホテルは、晩ごはんの時にビールを飲んでグダグダになっても帰り着ける場所、ということで南京東路駅そばのホテルを選びました。
そのホテルから徒歩10分くらいのところにある中国聯通の直営店に行ってみました。

ところが、この場所は素敵な公園でした(エントリ上部の画像)。
あきさんとお友達はその辺りをウロウロして探しましたが、周囲を見渡してもお店らしいものは見当たりません。
諦めて別の直営店をgoogle先生にお問い合わせしました。
どうやら徒歩10分くらいのところにあるようです。
あきさんのお友達は「やれやれ…」といったお顔をされいたようですが、厚かましいあきさんは気づかないふりをして歩き出しました。
歩き出してすぐ、ふと横を見ると、地下へと下りる階段があるではありませんか。
なんとなく降りていきたくなったあきさんとお友達。
その階段を降りていくと、地下には地下鉄の駅とショッピングモールが広がっていました。
あきさんとお友達はショッピングモールの中にあるはずの中国聯通の店舗を探しました。
あっちへ行ったりこっちへ来たり、少々蒸し暑い地下モールをやはりウロウロ探しましたが目的の中国聯通の店舗は見つかりません。
服務台に案内係のお兄さんがいたので聞いてみることにしました。
あきさんが英語で話しかけてもどうやら分からないようです。
あきさんの知っている中国語は「你好」と「謝謝」、それに「我想喝啤酒」くらいしか知りません。
これらを順番に言っても会話は成立しないと思います。
諦めて、得意な「謝謝」だけ言ってお別れしました。

モール内の個人店で目的のSIMカードを入手

半分うなだれながら歩いていると、「手机卡」と手書きのポスターを貼ってあるお店があります。
一坪ほどのスペースに、おじさんとおばさんが携帯電話の新品・中古・ケースなどを売っています。
あきさんは怪しみながら、予想されるであろう質問をあらかじめエキサイト翻訳で「日本語→中国語」に翻訳して印字した紙を取り出しました。

「我想买每月的维护费用便宜的中国联通的手机卡。」
(私は毎月の維持費の安い中国聯通SIMを買いたいです。)

「每月的维护费用在找6元的手机卡。」
(毎月の維持費が6元のSIMを探しています。)

行き当たりばったりのあきさんですが、こんなことには気がまわります。
これ以外にも予想される文章をいくつか準備してありました。

実際のSIMカードの料金体系

おじさんは「有」と言ってハガキ大のパッケージを取り出しました。
パッケージに印刷してある細かい字を指差しながら、中国語で説明してくれたことをイマジネーションと鼻を膨らませながらした理解によると、
・維持にかかる費用は1日0.20元(30日で6元:約100円)
・4G LTEでのデータ通信
・1元で500MBのデータ通信が可能
・パッケージ価格は130元
・価格に100元の初期チャージ額が含まれる
ということでした。

事前に日本で調査した時に見つけたエントリの「月額6元の維持費のSIMがある」というそれとほぼ合致します。
その情報には日額でいくらという話はありませんでしたが、ランニングにかかる金額がほぼ一致しますから、このSIMカードのことだと思って間違い無いと思います。
そのエントリにはパッケージ価格は120元とありましたが、10元(175円)くらいの為に再びウロウロするのは生産的ではないと思います。

実名登録をしてもらう

紙の余白に「我購買」と書いて買いたい意思を伝えました。
おじさんに「Money!」と言われましたのでおばさんに130元渡しました。
するとおじさんはSIMのパッケージをつまんで「俺についてこい」みたいな感じで歩き出しました。
迷路のようなモールの端から端までを移動するくらい歩いた先に、地下鉄の改札があり、その向かいに幾つかの化粧品などのブランドショップが並んでいます。
はたして、そこにあきさんたちが先ほどまで探していた中国聯通の店舗がありました。
おじさんはお店のお姉さんにSIMカードのパッケージを渡すと、あきさんを指さして二言三言言ってカウンターの椅子に座りました。
あきさんもおじさんに促されて、お姉さんの前の椅子に座りました。

お姉さんにはパスポートを出すように言われました。
お姉さんはパスポートの情報をコンピュータの画面上に打ち込みました。
そのあとは顔写真を撮られました。
最後にタブレットにサインをしておしまい。

さっそくSIMカードを楽天モバイルのセールで3000円くらいで買ったZTEのスマホにさして、動作を確認してみました。
3000円くらいのスマホなので起動に数分かかりましたが、起動したあとはしばらくで電波をつかみ、通信できるようになりました。

あきさんは、やはり用意してきた中国語の用紙を出して、国際ローミングでSMSを受信できる設定をお願いしてみました。

「可以开通国际漫游吗?」
(国際ローミングを使えるようにできますか?)

「想在日本接收短信。需要费用吗?」
(日本でSMSを受信したいです。料金はかかりますか?)

お店のお姉さんは、とりあえず設定してくれたようです。
日本でのSMS受信は無料でした。
おまけで、事前情報で必要とされていた300元のデポジットは必要ありませんでした。

電話番号ががわからない

あきさんは先ほどのおじさんと営業所のお姉さんにお礼を申し上げて、営業所を立ち去りました。
外に出てから何気なく電話番号を確認しようとスマホの設定アプリを開いてみました。
不思議なことに、電話番号の表示は「不明」となっていて、確認できません。
もしかして、最後のプロセスが終わっていないのでしょうか?と思ったあきさんは、すぐそばにあったホテルのレセプションの美人お姉さんの携帯電話の電話番号を教えていただいて、電話をかけさせていただきました。
その着信に表示された番号をVodafoneのSIMが刺さっているiPhone Xで画像に保存しました。
あきさんが日本に帰ってきてからもスマホの設定では電話番号は確認できません。
レセプションのお姉さんも「番号表示されなくたって別にいいじゃん」という顔をされていましたから、中国のSIMでは番号表示されないのが普通なのかもしれません。

ローミングの設定は大丈夫か

次の日、国際ローミングの設定ができているのかが不安になり、通り道で見つけた中国聯通のお店で確認していただきました。
そちらのお姉さんは英語がよくお分かりになったので少し安心です。
お姉さんは、「国際ローミングは開通しているよ。日本でのSMSの受信は無料だよ」とおっしゃっていたのでホッとしました。

まとめ

中国聯通は、例えるなら、日本だとソフトバンクモバイルのような会社です。
あきさんがネットで事前に調べた情報によると、携帯電話業界中国国内2位のシェアを持っているとネットには書いてありました。
日本に帰ってきてからフライトモードを外してみると、やはり業界2位のソフトバンクにつながりました。
2位同士は仲良しさんなんでしょうか。

後日追記1

帰国してからしばらくはソフトバンクにつながっていたChina UnicomのSIMですが、3週間を過ぎたあたりからソフトバンクではなくNTT docomoにつながるようになりました。
ソフトバンクへは接続できなくなってしまいました。
それに起動してから電波を掴むまでに15〜30分程度も要してしまいます。
何か使用でも変わったのでしょうか。

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