iPad Pro 11inchはラップトップの代わりになるか?

ずっとラップトップ派だったぼくは、去年の暮れからMacはデスクトップだけにしました。
それは2018年11月に発売されたiPad Pro 11inchに、モバイルの新しい可能性を感じたからです。

ぼくにとっての初めてのiPadは、ソフトバンクで契約した第4世代のiPadでした。
その後何台かのiPadを購入・使用してきました。
店のレジ端末専用に購入した2台を除いて、これまでのiPadはすべてセルラーモデル。
モバイル環境を意識してのことです。

iPad Proは初代12.9inchに次いで2台目。
初代モデルのときもラップトップとの置き換えを考えての導入でしたが、今一つ環境を整えられずにいました。
それは持ち運びを躊躇する重さと、その大きさからくるものでした。

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ぼくにはiPad Pro 12.9inchは大きすぎ・重すぎた

12.9inchモデルは確か本体重量が800g程度の重さだったことを記憶(今は女子社員に使わせているので手元にない)しています。
それに純正のキーボードと保護カバーを装着したところ、総重量は1.2kgにもなってしまいました。
当時iPad Proにするかで購入を迷っていたMacBookのほうが軽いじゃん。。。

この重量は、日頃から持ち運ぶことに大きな障壁となりました。

そしてもう一つの理由。
13インチにほぼ同じなディスプレイは見やすかったのですが、その大きさと薄さがアンバランスに感じていました。
どうしても壊してしまいそうな危うさを感じてしまうのです。

結局持ち出す機会は減っていき、自宅でのウェブ巡回と電子書籍を読むのがメインの用途になってしまいました。

iPad Pro 11inchは軽くて堅牢(な気がする

2018年11月にiPad Proがフルモデルチェンジしました。
デザインが一新され、外周をぐるりと囲むように金属製の枠が着きました。
これはそれまでの壊しそうな危うさから解放されることになりました。

本体重量は500gを割り込む468g。
純正のKetboard Folioを装着しても806g(実測値)でした。

版面のサイズとでもいいましょうか、筐体の大きさはB5版とほぼ同じ。
いわゆる大学ノートとほぼ同じサイズなのでカバンの中でも収まりがいいです。

e-SIMを内蔵した

e-SIMを内蔵し海外でもモバイルデータの確保が簡単になったことに注目しました。
仕事柄年に3〜4回の海外出張をしますので、手軽にデータ通信環境を整えられるのは非常にありがたいのです。

それまでは、事前に現地のデータ通信環境を調べ、プリペイドSIMを事前に購入したり、現地で入手する方法や場所などを事前にリサーチする必要がありました。
それがこのiPad Pro 11inchだと、現地に到着後Wi-Fiさえ捕まえられれば、その場でデータ通信の契約が完了してしまうのは画期的です。

実際に4月にはアメリカモントレーへ、このiPad Pro 11inchを持参しました。
その時はT-mobileのモバイルデータを購入、仕事の連絡や原稿書きに重宝しました。
通信契約が完了するまでわずか1分。
それまでの海外出張のたびに事前調査をしてきた煩わしさから、解放された瞬間でした。

文章の書きやすさ

新しいiPad Proの良い点として、純正のキーボード「Keyboard Folio」が使えること。
ディスプレイの保護も兼ねたキーボードは軽量でタイプ感も良好です。
本体を挟み込むように装着するので表裏両面を保護するカバーも兼ねます。

「サイド枠が剥き出しになるのが不安」という記事を時々見かけますが、ぼくは気になっていません。

スリープからの素早い起動

キーボードを開くと自動的にスリープから解除し、Face IDでロックを解除してくれます。
解除は一瞬です。

ひとつ難があるすれば、Face IDのカメラの位置がキーボードを開くときの左手の持ち手と被ってしまうこと。
「←カメラが隠れています」と表示されてしまいます。
もっとも、手を離せば再度認証作業に入りますからさほど大きな問題ではありません。

iCloud Driveが秀逸

コンピュータが複数あるとデータの所在が分散してしまい、いざ必要なときに手元に無い、ということがあります。

それがiCloud Driveを使うと、常に同期されて最新のデータを確認できるのです。

いまこの原稿は「Textastic」というiPad上のテキストエディタで書いています。
保存先は、「iCloud Drive==>デスクトップ」です。
書き終わった後はデータを保存して、アプリを終了します。
すると出勤して仕事場のMacを起動すれば、そのデスクトップにこの原稿が現れます。
今度はMacのエディタで開き原稿を推敲・修正し、そのあとWordPressでポストします。

ちなみに推敲までに多少の時間を置くことで、文章の再整理がしやすくなります。

iCloud Driveでなくても、例えばDropboxなどでも同様のことは実現できると思いますので、どれを選ぶかは好みでしょう。

iCloud Driveを経由することでローカルのバックアップと二重に保全できる

iPad Proだけのメリットではありませんが、iCloud Driveを使うことでデータの保全についてもメリットがあります。

データはローカルに保存しておきたいという人も多いでしょう。
ぼくもそうです。
クラウドは便利ですが、データが消失してもだれも補償してくれません。

必ず自分でもバックアップの作成が必要です。
MacにはTime Machineというバックアップ機能が標準でついています。
1時間ごとにデータを自動保存してくれます。
作業中に起動ドライブが故障しても、その1時間前の状態までは復元できます。

でも、そのバックアップも媒体の物理的な故障で失われるかもしれません。

ローカルとクラウドの両方にバックアップがあれば、たとえどちらかが失われても、復旧することが容易になります。

使いやすいアプリが増えてきた

先に紹介したTextasticもそうですが、使いやすいアプリが増えてきました。
もちろんまだまだ玉石混合ではありますが。
ブラウザを使わず、使いたい機能にダイレクトにアクセスできるのはタブレットアプリの魅力。
少々大きめのサービスなら、もはや専用アプリがあることが当たり前のようになってきています。

と書いて、自分のネットショップにも専用アプリが必要かもしれないと気が付いてしまいました。。。

iPad OSに期待

先のWWDCでアップルはiOSからiPad OSを切り離すことを発表しました。
そこで実装されるいくつかの機能はこれまでiPad Proを使う上で不便に感じてきたことを解消するものでした。
この秋の正式リリースが楽しみです。

iPad Proだけで全てを完結させるのはまだまだ難しいと思いますが、デスクトップで環境づくりをし、必要なアプリを選択できれば、多くの仕事ができるのではないでしょうか。

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